最後まで「絵美スマイル」で日本のファンを魅了した。
レークプラシッド五輪女子フィギア・シングルは
1980年2月23日にフリー・スケーティング(FS)が行われ、
渡部絵美(専修大学)は179.04点で6位入賞を果たした。
渡部は2歳のときに姉の影響でスケートを始め、
10歳のときにはアメリカにスケート留学。
1972年に競技会デビューし、
その年に初出場した全日本フィギア選手権でいきなり優勝。
「絵美スマイル」と呼ばれる愛らしい笑顔を絶やさない演技で人気を博し、
1980年に引退するまで一度も負けることなく8連覇を果たした。
(その後、伊藤みどりも同じ8連覇を成し遂げている。)